「いのちをつなぐ学校」スタッフ
による活動報告です。
新年あけましておめでとうございます。「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」のスタッフの秋吉です。
昨年4月に開校したこのサイトですが、今年も皆さんに新たな学びの機会を提供するため、どんどんコンテンツなども更新していきますので、よろしくお願いします。
さて、このサイトのテーマにもなっている、生きものたちの豊かな個性とつながりを意味する「生物多様性」について話し合われた国際会議があったことを知っていますか。
昨年12月にカナダのモントリオールで開かれた、生物多様性の保全について話し合う生物多様性条約第15回締約国会議「COP15」です。
私たち人間も、生物多様性によって直接、間接的に生命たちと支え合って生きています。
しかし、近年では地球温暖化や森林伐採、海洋汚染などの影響により、生物多様性が失われていくことが心配されています。
このCOP15では、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする「30by30」(サーティ・バイ・サーティ)と呼ばれる目標が盛り込まれました。
この目標達成のためには、国立公園などを拡げるだけではなく、地域や企業、団体、また一人ひとりの協力が必要です。
先日、多摩動物公園に「いのちをつなぐ学校」の撮影で訪れたのですが、
東京都立の動物園や水族館は、地球環境保全に向けた行動の指針である「地球環境保全行動戦略──小さな一歩を大きな未来へつなげるために!」が定められています。
動物園や水族館は皆さんに楽しい時間を提供するレクリエーションの場でもありますが、種の保存といった生物多様性の保全や動物たちの生態を知る学びの場としても重要です。
今年は卯年ですので、フットワークを軽く様々なところに出掛けてみるのもいいですね。
(多摩動物公園での動画は、今後アップされるのでお楽しみに!)
※参考:
環境省WEBサイト「30by30」
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/
東京ズーネット「地球環境保全行動戦略」を策定しました──小さな一歩を大きな未来へつなげるために!─東京動物園協会」
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=27753
(秋吉)