スタッフブログ

「いのちをつなぐ学校」スタッフ
による活動報告です。

twittertwitter
facebookfacebook
lineline

ボルネオとサラヤの関係

2023.06.29

こんにちは。「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」のスタッフの森です。

突然ですが、みなさんは「ボルネオ島」ってご存じでしょうか?
サラヤといえばボルネオ!と言っていただくことがあるくらい、サラヤとつながりが深いボルネオ。
約20年、ボルネオの環境保全活動に取り組んでいるのですが、
実際にボルネオに視察に行ってきたので、ボルネオのお話をさせていただきますね。

まずはボルネオ島について。
ボルネオ島は東南アジアのマレー半島とフィリピンの中間、赤道直下に位置する世界で3番目に大きな島です。
(ちなみに、1番大きい島はグリーンランド。2番目はニューギニア島)

ボルネオ島は、インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国が領有していて、
ボルネオ島はマレーシアの呼び方。
インドネシアでは、カリマンタン島と呼ばれています。
教科書ではカリマンタン島と表記されていることも多いので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

そんなボルネオには、世界有数の豊かな熱帯雨林が広がっています。
熱帯雨林には地球上の生物種の約50%が存在すると言われており、
ボルネオには200種類以上の哺乳類、260種類の両生類や爬虫類、600種類を超える鳥類が生息!
植物も15,000種類が確認されていて、世界でも稀に見る生物多様性の宝庫です。
実際にボルネオに行ってみると、いろんな野生動物に遭遇します。

ボルネオについての説明が長くなりましたが、
サラヤがボルネオで活動を始めるきっかけになったのは、「ヤシノミ洗剤」。

1970年代、石油系原料の洗剤が原因で環境汚染が問題となっていたころ、
生分解性の高いヤシの油を使った手肌と地球にやさしいヤシノミ洗剤が誕生しました。
ヤシノミブランドサイト

食器用洗剤の詰め替え用を日本で初めて発売するなど、環境に配慮してきました

一貫して環境に配慮した商品づくりを進めてきたサラヤですが、
2004年のあるテレビ番組の取材をきっかけに、ヤシノミ洗剤の原料のひとつが環境破壊に関連していると知ることになります。

次回のブログでは、その問題と問題解決に向けたサラヤの取り組みについてご紹介します。