エイくん、万博に行く! 「ブルーオーシャン・ドーム」編

海のパビリオンに行ってきたよ

こんにちは! 「いのちのフシギ部」のエイです。
前回は大阪・関西万博でフクオカハカセが作ったパビリオン「いのち動的平衡館」を紹介したけど、みてくれたかな?

今回は海をテーマにしたパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」に行ってきました。白くてふわっとしたまるいドームが3つ並んでいて、お団子みたい。お団子食べたいなぁ〜。あれ? 青いジャケットの人が近づいてきたよ。声をかけてくれたのは「ブルーオーシャン・ドーム」の館長、更家一徳さん。いま海が大変なことになっているんだって。

最初のドームは、水滴がすいすいと流れるアート作品。なめらかに流れる水滴たちの動きは、まるで生きものみたい。水が地球をぐるぐる巡っていることを表現したんだって。天井を見上げると、竹でドームの丸みをつくっていてびっくり。竹は木よりも伸びるのが早く、軽くて丈夫な素材として注目されているんだ。

次は一番大きな2番目のドームへ。真っ暗な通路に案内されて、ちょっとドキドキ。奥に進んでいくと、巨大な半球のスクリーンが! これはボクが生まれて見た中で一番大きいぞ! まるいスクリーンに映し出されたまるい地球はとってもきれいで、まるで宇宙から地球を見ているみたい〜。うっとり眺めていたら、あれ?あれ? 地球が突然ごみにおおわれていく。いったい、地球の海で何が起きているんだ〜!? 7分間、最後まで圧倒されっぱなしの映像体験でした。

最後は紙の管で作られたドームへ。よく見るとホントに紙だった。紙ってこんな使い方もできるんだぁ。そして会場にはステージが。更家館長によれば、ここは海の未来を良くしたいと思っている人たちが、毎日いろんな発表する場所なんだって! すでに活動を始めているひとたちがこんなにいるんだ! ボクもフシギ部の仲間と発表したい!
ステージイベントの詳しい紹介はこちらにあります(終了したイベントを動画配信で見ることもできるよ)

そして、気になったのは「海と山の超純水」。これは料理家の土井善晴さん監修による、高知の海で作られた幻の塩と熊野の天然水をあわせた、世界でここでしか飲めない究極の塩水スープ! まるでお茶を点てるように、美しくデザインされた紙コップにそそがれる。なんだかすごく貴重な水を飲んだ気分!

ここでの体験を持ち帰ってさらに深く学ぶことができるよう、2冊の本が売られていたよ。オフィシャルブック『海と話そう』と、ブルーオーシャン・ドーム限定の特別付録がついた書籍『あおいほしのあおいうみ』。帰りにぜひ手にとってみてね。

大阪関西万博の会場は海のそばだし、海のことをもっともっと知りたくなったなぁ。ブルーオーシャン・ドーム、オススメです! エイでした〜。